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トルコ旅行記 5日目

 早くも5日目になります。今日は、カッパドキアを離れてイスタンブールへ向かいます。
 実質移動日になります。
 しかし、トラブルが発生しました。

●ホテルで朝食
 今日はカイセリからイスタンブールまで飛行機移動のため、朝が早い。
 5時30分のモーニングコール前に起きて、シャワーを浴び、スーツケースづくり。
 6時から朝食を取るが、時間が早いためか、昨日より少なめ?
 早々に切り上げて、6時45分にはホテルを出発します。

 
レストランの朝食。野菜(トマト・キュウリ等)やハムが若干、チーズも若干。
 スクランブルは無いけど、ゆで卵はありました。
 
手前がコーヒーとお湯。次が、ジュース、お皿、パン、一番奥が、野菜、ハム、チーズ等でこれだけ。
 限りなくコンチネンタルに近いビュッフェ方式です。


最後に記録写真をとります。窓を閉めないと、カーテンが引けません。ならないものでしょうか?
残念ながら、泊ることができなかったMDCホテルはどんなホテルだったんでしょうか?

○カイセリ空港へ移動
 イスタンブールへは、トルコ航空TK2011便です。9時出発なのですが、8時頃には到着できました。
  
 トルコは広いです。日本と違って、急峻な山が少なく、丘陵地が続きます。農業国だけあってさまざまな
 農作物を作っています。土地はいくらでもあります。
 レールがありまいたが、電線がないので、ディーゼル区間なのでしょうか?
 電車等はまだまだと感じました。
  
 市街地に入ってくると新しい、中層建築が見に着きます。進化を遂げていることと思われます。
 時刻表(案内板)の上から3つ目、イスタンブール行きです。
  
 小さい空港と言われますが、国際空港ほど広くはありませんが、それほど小さい感じはしません。
 結構混雑しています。
  ここでトラブル発生。我々のツアーは添乗員がいません。ガイドが同行するのですが、ガイドの
 ニハットさんからは、彼のチケットがダブルブッキングでこの飛行機に乗れないとのことでした。
  皆からざわめきが出て、「もう彼とも最後か!!」とも思いました。
 が、「後で遅れてくればいいじゃん。」とのことになりました。
  ニハット氏は会社と、トルコ航空とかけあっているころ、我々は、自分たちで行動しなければ
 なりません。搭乗券はあるので、心配はありませんが、搭乗口の案内が右になったり、左に変わったり
 すこしいい加減さを感じました。
 
  
 歩いて飛行機まで行きます。後ろから3番目くらいの席でした。席はまばらに一つ二つ空いていますが
 ほぼ満席でした。 なのに、オーバーブッキングで席が取れない。それっておかしくないですか?
 トルコ航空さん。
  
 予定時間は1.5時間ですが正味は1時間くらいでしょうか?国内線と言えども行きと同様に
 機内食が出ます。キュウリとチーズのサンドイッチとフルーツケーキ見ないな菓子、オリーブ漬け
 です。飲み物はソフトドリンク。
  到着したらどうなるのかな。どのようなガイドが来るのかなと思いながら、あっという間に
 イスタンブールへ到着です。

●イスタンブール到着
 定刻とおり、10時30分ころには、イスタンブールへ到着。
 案内板を見ながら、荷物の出る位置を確認し、自分の荷物をピックアップします。
  いつもはポーターに頼むのですが、今回は添乗員もガイドもいませんので、自分たちで荷物を引きづりながら
 代替えのガイドを探します。
  ニハット氏の代わりのガイドとなるノリさん(日本人の愛称みないだなと思いながら)はすぐにわかりました。
 ニハッド氏と違って、細身でスキンヘッド。おとなしそうなガイドさんです。
 
  
 他の日本人ツアー客は手荷物だけなのに、我々はスーツケースを引きづってバスまで向かいます。
 ガイドのニハットさんとはお別れでしたが、ピンチヒッターで、「ノリさん」が我々を出迎えてくれました。
 なんとか、ツアー継続となりました。
 仕事が終わり、家で寝ていたところを、急遽起こされたようです。
 予定通り、イスタンブールのアジアエリアへ向かいます。


 イスタンブールの空港近くのトルコ航空のビルが見えました。ビルよりも、壁面緑化が行われているのが
 目につきました。これから、アジア側へ向かいます。


ヨーロッパサイドとアジアサイドを結ぶ、ポスフォラス海峡を渡る橋を渡って、アジア側へ入ります。

全面は商店があってきれいなのですが、少し裏へ回ると、壊れて崩れそうな建物もあります。
お昼まで時間があるので、しばし自由行動です。近くのマーケットへ行ってみました。

日本では八百屋さん、魚屋さんのような個人営業が少なくなり、スーパーに取って変わりつつあります。
いろいろな食材が売られていて、活気が感じられます。日本では最近見られない風景になりました。

よくテレビで見るように、きれいにディスプレイされて置かれています。
色合いや置き方が日本のスーパーとは違います。パック詰めも有りません。

桃、イチゴ、ブドウ、メロン、スイカなど、若干大きさや形は違いますが、旬の食材が売られています。

それほど大きな市場ではありませんが、八百屋さんを中心に魚屋、肉やさんが続きます。


トルコの猫や犬はほとんどがじっとしています。暑いのでしょうか?


 トルコのファストフード店みたいな店。定番の「ドネルケバブ」を売っていました。

 
 白い大きなカボチャ。私は初めてみました。 食用なんでしょうね。
 また、派手なお店です。

○ロカンタで昼食です。
  
 レストランの前には大量の水が。これらはすべて、道路上の搬入口から店の中へ運ばれていました。
 ロカンタは大衆食堂という意味のようですが、すべてお決まりのメニューでした。
 本来は上、右側の写真のように、いろいろな種類の料理をチョイスして注文するようです。
  
 我々のメニューはチョイスする選択肢もなく、お約束のパンと前菜、レンズ豆のスープの引き続きメインはチキンです。
 ちょっとさみしいかなと思いながらも、飛行機でサンドイッチを食べたので、3食目になっていました。
 
 デザートはめずらしくアイスクリーム。
 バニラベースにチョコレートとイチゴ風味
 なかなかおいしかったです。











忘れましたが、暑いのでビールを注文しようと思ったのですが、モスクの周りにある店の多くは
アルコールを置いていないとのことで、メニューにアルコール類はありませんでした。
不思議な世界です。
 イスラム教の経典・コーランにはアルコールを飲んではいけないとは書いていないとのこと。
エジプトと言ったかどうか忘れましたが、昔、中東のイスラム圏でアルコールを飲んだ若者たちのいざこざが
あったことから、時の指導者が「アルコール禁止」としかことが伝わってきたとのことでした。
 補足ですが、食事中にガイドの「ノリさん」から電話が入り、9:00の飛行機に乗れなかった本来のガイドであるニハット氏が
12:00の飛行機でイスタンブールへ向かうとの電話があり、一同に安堵感が流れました。

○昼食後は「ノリさん」とアジア側の観光です。
 
「乙女の塔」と言われる建物ですが、云われはさまざまあり、説明していただきましたが、あまり印象はありません。
特に目を引くものはありませんでした。海を覗くときれいで透明度も高く、海を見ながらゆっくりしていたほうが良いと感じました。
 下の写真は、道路を挟んで反対側のカフェまたはレストランです。テラス席もあり、2階の席は開け放たれて開放感のある
おしゃれなレストランだな!!思いながら1枚撮ってみました。もう少し大きくしないとよくわかりませんかね。


 ●次は、ハイダルパシャ駅を見学します。

 ハイダルパシャ駅はアジア大陸の終着駅として、1908年に完成したネオゴシック様式の駅です。

現在は鉄道のレールの幅を替える工事を進めていてこれが終わるまで駅としてはお休みとのこと。実際人気はほとんど
ありません。

列車が置かれていましたが、駅として機能していないのですから、電車もただ置いてあるだけなのでしょうか?
切符売り場や売店・カフェなど駅としての施設は開いていません。

駅舎は、ご覧のとおりタイルやステンドグラスで装飾され、見ごたえはあります。
オリエント急行もとまったのでしょうか?

人気のない駅はさみしいです。

 ●次は、ウスキュダルへ行きます。
ウスキュダルという地名は後で確認しました。行った時は、「ここはどこ?私は誰?」状態で、右も左をわからず、ここで○○分に集合
とのことで、訳もわからず、ブラブラしたり、写真を撮ったり。
 ただ、船の乗り場があるので、船交通の拠点という感じはありました。
暑いので、建物の影で花を売っていました。


土曜の午後と言うこともあるのか、人出は多く、イベントがあったり、下のような売店があったり、
賑やかな広場でした。

この店は何の店でしょうか?

●早々に、ホテルへ向かいます。(ヨーロッパ側)

ボスフォラス海峡付近には花でデザインされており、左端にはトルコ国旗が、横には白地に
チューリップがデザインされた花が植えられていました。私の推測ですが、「オリンピック招致」
に向けて、IOC委員が通りそうなルートをきれいにしたような印象をうけました。
 悪くないと思います。

ホテルへ向かい途中にこんな看板がありました。ちょうど「ラマダン」の時期にあたり、
また自分の勝手な解釈ですが、「ラマザン」とあり、期間も書いてあるので、「イスタンブールのPR」
をしているのかなと思いました。
 ガイドのニハットさんの話では、トルコではラマダンを守る人は半分程度と言っていました。
イスラム教が禁じている酒を飲まない人も約半分くらいだそうです・
ラマダンのPR看板だとしたら誰が費用を出しているのでしょうか?どうでもいいですが・・


●ガイド ニハットさんと再開
 ホテルへ向かうバスの中で、応援ガイドの「ノリさん」が私は○○で下りますと行ったような気がしましたが、
 一瞬意識が無くなって 気が付いたら、すでに「ノリさん」はいませんでした。ほんのわずかですが、
 お礼の一言くらいと思いつつ・・・・
  ガイドもなく、運転手さんと我われだけでホテルへ向かいます。普通あり得ない状態です。
 今日・明日二泊する「ルネッサンス・ポラッド・イスタンブール」には、既に本来のガイド「ニハッドさん」が
 到着して出迎えてくれました。
 短い間でも旅をともにするとなんとなく情が移るものです。もしかしたら、ガイドさんとお別れかもしれない
 との心配もよそに、短い再開にホッとしていました。
 

 2連泊するこのホテルは代替えのホテルです。
 ちょっと前に、タクシム広場でデモがあり、
 多少衝突があったようですが
 旅行会社側の判断で、中心市街地の5つ星ホテルから、
 空港近くのこのホテルに変更になりました。
  自分としては、当初予定していたホテルを大変楽しみ
 にしていたので、今でも残念で仕方がありません。
 (出発前に、トルコへ行った知人の話では、タクシム広場
 へも行ったが何の問題も無かったとのことでした。)
 ホテルとしては、マリオットなので、レベルは高いです。
 
 設備もよく、部屋も広いし、清潔感があり問題ありません。
 景色は、ポスフォラス海峡ではなく、マルマラ海が見渡せます。
  
 屋外プールはもちろん、屋内プール、ハマムもあります。
 (但し、残念ながら、今回は利用しませんでした。)
 
 セキュリティも良くて、エレベータもカードを刺して、直後に回数ボタンを
 押さないと動きません。
  欠点と言えば、レストランがB1階にあって、景色が良くないことと
 (構造上、地階でも外が見えない訳ではない。)いわゆるテラス席が
 ないことでしょうか。

 このホテルは空港に近いため、着陸する飛行機を多数
 見ることができます。

 
  水回りもきれいです。                
 
 ベッドもこのとおり。                  階下にプールが見えます。

 ホテルへ入ったのが早い時間だったので、出発まで3~4時間ほどありました。
 ガイドのニハットさんが後で話したことであるが、出来ればこの時間に、「グランドバザール」へ行く
 予定で、最終日をフリーにしたかったようですが、例のダブルブッキングで消えてしまいました。
 時間が取れれば、エジプシャンバザールも行けたのに・・・・

●夕食を兼ねて、ベリーダンスを見る

 渋滞している訳ではありません。 公園の駐車場や進入路に車をぎっしり置いています。
 今日は土曜日。トルコ人は週末には家族や友人でバーベキューに行く習慣があるそうです。
 そんな訳で訳で駐車場が一杯のようです。

バーべキューの火がわかりますか?日本の公園ではバーベキュー禁止は当たり前ですが?
長い海岸沿いの公園はバーベキューをする人が続きます。
人が集まれば当然商売をやる人も出てきます。あとで紹介します。

 店の名前は未だに不明です。「GAR」が名前なんでしょうね。 食事をしながらベリーダンスを
 みることができるお店です。
 入り口には、案内看板が出ています。日本だと、ちょっと艶めかしいですが・・・
 
 この女性が現在1番人気だそうです。但し2番手の踊り子が人気を上げてきて、そのうち順番が入れ替わるのでは
 ないか? と言っていました。3か国語表示。

 熱心なガイドさんニハットさんが、出身地である「黒海地方」のダンスのときには、教えてくれました。

 お客さんは、日本人グループが1組か2組、中国か台湾か、韓国のツアーグループが2組程度。
 白人系のグループが1組程度といった感じでだいぶ余裕がありました。
 ベリーダンスと言っても、最初は地方の踊り(フォークダンス風)を踊り、次に踊り子さんが出てベリーダンスを
 踊り、次に踊り子が変わり、最後に一番人気のダンサーが踊ると言った流れです。
  ただ、民族舞踊の部では、「皮製品ファッションショー」のごとく、観客が指名を受け、踊りに参加します。
 若い女性が中心になりそうです。

 私にとっては、ベリーダンスは、いま一つインパクトが無いように感じました。
 好みはあると思いますが!! 

ダンサーの要件は、美貌もあると思いますが、体が大きすぎず、小さすぎず。
また、エジプトでは太めのダンサーが人気があるとのことですが、トルコでは太めのダンサーは敬遠されるようです。
 
 食事の話に戻ります。
 食事をしながらダンスを見るなんてことは基本的に無理で、早めに入って食事に集中します。
 まずは定番の野菜サラダです。またパンと前菜がつきます。いつもと同じです。
 トルコ唯一のビール「EFESビール」をいただきながら野菜とオードブル(前菜)を食べました。
 今回は、メインを魚、チキン、ビーフの3種類からチョイスができますが、今回は
 
  
 定番、野菜サラダです。                前菜になります。
  
 メインは、牛ステーキをチョイスしましたが、味と固さは説明不要と思います。
 食事は食事、ショーはショーのほうが本来はベターのような気もしました。
 デザートはまたまた甘いお菓子です。

 10時30ころ、ショーも終了。 ホテルに着いたのは11:00過ぎでした。



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