0日 | 1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | 5日目 | 6日目 | 7・8日目 |
トルコ旅行記 3日目
今日は移動日。温泉の町パムッカレからコンヤに寄りながらカッパドキアへ行きます。
朝の活力は朝食から。普段は起きて、トースト1枚の朝ごはん。時間との勝負ですが、旅行中はゆっくり。
夕食は、テラスで、トルコ料理のビュッフェ方式でしたが、朝は屋内のレストランでビュッフェ方式の朝食です。
品数はまあまあ多いほうかなと言ったところです。但し、定番のソーセージやベーコンのようなものはなくて、
ソーセージはスライス済みで、辛い味付けとなっています。
トルコはパンがおいしい。種類もたくさんありました。デザートは、スイカがメインです。
ホテルを出発する前にちょっと散策。 プールサイドには真っ白いテーブルクロスが敷かれ、木の緑と相まって
良い雰囲気です。 ホテルのテラスもきれいでした。
ルクソ リバーホテルには、緑が多く、ヤシも植えてあり、
ここは南国か? シチリアと思いたくなってしまいます。
このような気候なので、農業は二毛作、三毛作が行われ、
南国の果物も自前で作っています。
時間があればもう一日ゆっくり温泉三昧もいいかなと
考えていまします。
パムッカレ → コンヤ
今日は基本的に移動日。ここ「パムッカレ」から、とりあえず「コンヤ」を目指します。
車窓から眺めていると、いろいろな風景が目に入ってきます。
トルコは広い。平地、丘陵地は多く、耕作には事欠かないと思います。
道路を走っているトラクターを追い越すこともしばしば。食糧自給率100%のくにであることを実感します。
ところどころ、売店の様な、休憩所のようなところが多く見受けられます。昔は日本にも、あって懐かしさを感じるのは
歳のせいでしょうか? 舗装もされていないし、埃っぽいところ。
今でいえば、山梨などの桃やブドウの直売所といったこころでしょうか???
トルコを移動していると、「トルコ国旗」を多く見かけます。法的にどうなっているのかわかりませんが、
愛国心の表れなんでしょうか? 真っ赤な派手な旗ですが、堂々と風になびいてるのが印象的でした。
固めのヨーグルト+はちみつ+松の実 良くかき混ぜます。
また食べ物です。よく皆さんのHPに乗っている、固めの「ヨーグルト」に「はちみつ」をのせ、「松の実」をまぶしたもの。
名前はわかりませんが、よく混ぜてからいただきます。 甘くておいしかったです。話のタネにもお勧めです。
この「売り」は味もありますが、粘着性が良く、ひっくり返しても落ちないこと。
ドライブインの休憩時間にちょっと食べるもの良いと思います。値段は4トルコリラ(約200円換)だったような気がしましたが
違ったらごめんなさい。
ガイドさんが、「土産は安いですよ。」との言葉がありました。店の売上貢献だったかはともかく、最後のイスタンブールは
物価が高いと聞いていたので、買うことにしました。
「ロクム」も種類が多数あって、10個買うと1個おまけとのことで、10個買いました。また、「松のはちみつ」が貴重だとの
ことで、自宅用に購入。さらに、みんなに配るように、布袋(財布やティッシュ入れのようなもの)をまた多数購入しました。
ついでに、水(大:1.5L)を後で買いましたが、(小:0.5L)が1リラで、大が4リラくらいだったので、1リラお釣りをもらおうと
5リラ札を出したら、おじいちゃん(菓子と水は売り場が違う)が1リラでいいと言うので1リラで購入しました。
買った荷物をたくさん持っていたためか、友好国、日本人と思ったのか、はたまた、いいかげんなのか、
その真意はわかりません。結果として、1リラで大きなボトルの水を買いました。
コンヤ
コンヤの町に入ってきました。
コンヤはさほど大きなまちではありませんが、自転車が多いとのことです。従って、上の写真の様に、「自転車専用道(レーン)」が
設けられています。「かなり市街地から離れたな」、と思われる道路にもレーンが設けらています。確かにここ以外は
自転車道は見かけませんでした。(青い色のレーン)
路面電車もあります。日本ではその多くが遠い昔に撤去されましたが、今また、低炭素と車両を排除する手段として
先進地で復活しています。 コンヤの市街地に入ってくると、賑やかな看板が見えています。
今日の昼食は「ピデ(トルコ風ピザ)とキョテフ(トルコ風ハンバーグ)です。ちょっと期待しています。
日本で言うドライブインみたいなところ? 意味のわからない、頭にターバンを巻いた王様みたいな人形(?)がお出迎え。
よく日本に似ているなと思いながら撮ってみました。
暑いので、今日もビール。今日は「EFES]ではなく、オランダの「TUBORG]しかありません。
しかも、トルコは不思議なことに、飲みものは缶で出てきます。自分で開けて自分で注ぎます。
ジュース類もしかりです。
まず前菜(写真上・右) これをパンに乗せて食べるのがトルコ流です。
パンは食べ放題で、これはおいしい。トルコのパンは、ほとんど外れなくおいしいです。
また、セットメニューには、野菜たっぷりサラダがつきます。
味は、オリーブオイルをかけるもの、酢ベースの味付けのあるもの等、さまざまです。
これが、ピデ(トルコ風ピザ)です。味は一般的なピザですが、チーズが塩味といったことろです。
右は、トルコ風ハンバーグです。あまり印象はありませんが、ちょっと固めでケバブに近いような気がしました。
一般的に、まずくはないが、進めるほどおいしいかと言えばちょっと疑問符がつきます。
以上、長くなりましたが、お昼の個人的な感想でした。
メブラーナ博物館
ここは、メブラーナ教のかつての総本山です。
教団創始者である、ジェラルッディン・ルーミーの棺が納められています。また、ムハンマドのあごひげが納められた
箱が展示されています。
トルコでは、聖地メッカより先に、このメブラーナ廟をお参りすることの方が大切と言っていました。
いずれにしろ、無宗教の私にとっては、ただの観光地に過ぎません。
エントランスにやってきました。トルコの博物館や世界遺産はほぼ同じようなシステムで、入場券のバーコードを読み込み
バーを押して入るタイプです。TDLと同じシステムですね。
中に入ると意外に広いです。
正面が、霊廟入り口となっており、靴の上にビニールカバーをつけて入ります。私の28cmの靴はぎりぎり
入りました。 左は、手などを清める池になっているようです。
博物館と言うだけあって、昔の暮らしぶりを再現した蝋人形などが多数あります。
ガイドさんの説明では、上を向いた手で、天からエネルギー(?)を受け、それを下へ向いた手で、民に授ける。という、説明でした。
白い衣装を着て回ることで、旋回しながら忘我の境地に達し、神と自分との合体を目指すと言うもののようです。
ガイドさんの説明では、ジェラルッディン・ルーミーは、宗教家と言うよりは哲学者のような存在だと言っていました。
隣接する建物には、生活の様子を再現しています。我々を含めた日本人や韓国人、中国人、欧米人(国籍?)が多数来ているのに
加え、ひげを生やしてターバン(風のようなもの)を巻いた人もいて、イスラム教徒だと分かる人も来ていました。
各地から多くの観光客が来ています。
右は、敷地内にある土産物通りにある、「踊る人形」です。10件くらいの土産物やがあり、Tシャツから石鹸からいろいろなものを
売っています。
これから、キャラバン・サライへ寄ってから、ホテルへ向かいます。
キャラバン・サライ
関係無いですが、サライと言うと、「谷村新司」が浮かんできます。関係はわかりませんが、シルクロード繋がりがあるのかも
しれません。
キャラバンサライは、シルクロードを通って交易する商人を、国が守り、安全に宿泊させた施設だそうです。
外観は壁で囲まれ、外部からの侵入者が入らないようになっています。
中は、特に何もありません。特に力を入れて施設の管理・拡充をおこなっている様子はなく、荒れた感じがします。
それほど古い建物では無いためでしょうか? ただ、基本的に宿舎なので、ここだけでなく、シルクロード沿いにいくつか
キャラバンサライが存在し、そのいくつかはホテルなどに改装されているとのことでした。
正面にある、建物で、お祈りをする場所と言っていたような気がします。右側のアーチの中に宿泊し、炊事などもできたそうです。
アーチの部分が居住くぶんだったそうですが、現在はそのなごりも
ありません。
「一部でも再現して、公開すれば。」と言いたくなります。
他の方のHPも見ても、評価は分かれますが、高評価は少なかった
ような気がします。
従って、安い弾丸ツアーではここに入らないのがわかります。
道路の反対側(遠くから)外観を撮ってみました。
この写真に特別意味はありません。
皆さんのHPでは、ここで食事をして、時間があれば
個人的に見学するような記述があったような気がしましたので。
参考に1枚。
ここで小物を買っている皆さんもいらっしゃいました。
トルコでは基本的に値札が無くて、店と直接交渉。
この習慣は戸惑います。
仮に、値札があっても不思議な事に、観光地では
ドルまたはユーロ表示が多いです。
案内本には円が使えると書いてありますが、田舎では
難しいようです。多分レートを把握していないのでしょうね。
今日の移動も終了。これから宿に入ります。
パッカドキア アルフィナ ホテル です。
2連泊です。但しトラブルあり。
本来は、MDCホテルと言う、トリップアドバイザーのランク6位の洞窟ホテルが規定のホテルなんですが、出発直前に
「ダブルブッキングによるキャンセル」とのことで、変更になりました。「間際で空いているホテルなんかろくなホテルの
はずがない。」と思っていたらその通りでした。 同じくランキング17位の洞窟ホテルでアルフィナホテルです。
外観や庭、テラス、ジャグジー付の風呂など問題ありませんが、フロアーが1階でした。
1階の何が悪いんだいのことになりますが、以下の通りです。
1)部屋の近くにレストランがあり、宿泊客がががやがやとハングル語や中国語、日本語で往来します。
2)窓の前に下の写真のように、日よけ+テーブル+椅子セットがあり、談話したり、パソコン使ったりしています。
3)庭で写真を撮ったり景色をみたりしています。
4)2階以上は部屋の前がテラスになっていて景色が良いが、1階は×
これは当然普通なのですが、部屋の窓と至近距離にあるので、外の話が声をいやでも入ってくるし、こちらの
会話も筒抜けだし、外から覗こうとおもえば覗けるし、窓を開けておくと視線が合いそうです。
そこで、カーテンをしようとすると窓を閉めないとカーテンが引けない。
窓を閉めるとエアコンもなくたまらなく暑い。
よって、声をひそめ、暑いのを我慢し、じっとさざるを得ませんでした。最悪でした。
もうここには二度と泊るまいと誓いました。
テーブルの右側壁に窓があります。通行者は窓の前を通路として通らざるを得ないことになります。
「逃がした魚は大きい」と言いますが、MDCホテルに期待していただけに、反動が大きくなりました。
なお、トリップアドバイザーには唯一「悪い」が一票入ることになりました。
下の黒いのがテーブルとセットの椅子です。通路を挟んで、部屋の窓があります。
多分、1階でなかったら、この評価ではなかったかもしれません。
窓の緑化をするとか、窓を開けてもカーテンが引けるとかホテル側の努力で対応ができると感じました、
ベッドの後ろに模様を彫ったようでしたが、「口コミ」で見た部屋の様子とはイメージが違います。
トイレやバスルームは普通の西洋風といったところ。バスはジャグジー付ですが、こんな高地でジャクジーがあって
何の意味がある。と思いながら使いませんでした。
バスルームは全面閉めきることが出来、便利です。ここは好評価です。
夕食はホテルのレストランです。徒歩数秒で到着です。
暑い日はビールとのことで、相変わらず、「EFESビール」です。ここでも缶で出てきます。本場のドイツやベルギー
に比べると酒の後進国なのでしょうか? イスラムのいくですから。
ただ、ここでポイントを上げたのは、グラスが冷えていて、一口目から冷たいビールを飲めたことでした。
スープは「レンズ豆」のスープだったと記憶しています。
どこへ行っても、生野菜がつきます。今日のメインはハンバーグ風ケバブです。
(煮たケバブ、焼いたケバブ、ハンバーグ風のケバブ)からチョイスできました。
デザートは、メロン(ウリ)にアイスクリームを乗せたもの
になります。日本人にとって、トルコ料理の好き好きはありますが、
メロンとアイスは問題ありません。
ドリンクはありません。
この旅で、チャイもトルココーヒーもセットで出された事はなく
別にチャイを飲む機会はありましたが、トルココーヒーは飲まずじまいで
終わってしまいました。
トルココーヒーってトルコ全域で飲まれているのでしょうか?それとも
トルコの中でもローカルなんでしょうか?
気分的に良くないので、早々に寝ました。
明日は、カッパドキアの観光です。
しかし、3時過ぎでしょうか、太鼓をたたくようなドンドンと大きな音がして目が覚めました。
皆さんの旅行記を見ると、「ラマダン」の期間中は、日が出るまでに朝食を食べなくてはいけない
とのことで、この時期に起きる時間を知らせる時報のようなものです。