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  インド準備編
 
 ビザを取得する。
 今までは、ヨーロッパ中心で、ビザが必要性を感じたことがありません。
 ずっと昔、オーストラリアへ行く得は旅行会社に頼んでそれ以来です。

 皆さんのホームページを見ていると、取得までの苦労がわかります。
 出発から2月半くらい前の、8月31日休暇を取って、茗荷谷まで行ってきました。
  旅行会社の代行取得で一人当たり、1万550円かかるので、交通費を考えるとそんなに
 安くなる訳ではないですが、「苦労も旅の内」と考え、東京へ遊びながら行ってきました。
 結果的は良い経験になりました。

 ビザの取得はまず、「インドビザ申請センター東京」、本当は株式会社オーバーシーズコーポレーション
 が代行していると思いますが、ここのホームページからオンライン申請をする必要があります。
  オンライン申請と言っても、紙ベースで印刷して、別途写真を撮って提出する必要があります。
 この入力が結構大変。
  両親の名前や出身地、死亡していても記入が必要で、こんな項目までなぜ必要なの?
 「宗教なんでどうでもいいじゃない!!」 と言いたくなってしまいます。
  島国、日本の感覚ですが、インドからするとパキスタンをはじめとして、陸地を接する仲の
 悪い国もあるんでしょうね。
  何かの問題で、個人を追跡するためには必要なんでしょうが、観光ビザはもっと省略化して
 戴ければと思うのは私だけでしょうか?

 
  『記入見本の表側』 印刷するとこんな感じです。
 
 『記入見本の裏側』です。
 片面2枚か、両面印刷1枚で、写真を貼って提出です。
 
 
 ○東京インドビザセンターの地図

 
  ○黄色い丸型があるのが、東京ビザセンター

 9時からオープンなので、これより早く着こうと思いましたが、交通手段である
 東名ハイウェイバスが遅れて、9時を過ぎての到着です。

 皆さんのホームページを見て勉強して行ったので、入ると1番、2番が観光
 ビザの受付となっていて、その場で写真を貼って窓口に提出。
  
   ○ 歩道橋の上から撮影してみました。

 1番が日本人の女性スタッフが、2番にインド人の女性スタッフがいて、運良く
 日本人スタッフが声をかけてくれたので、書類の不足のチェックを行い受け取ってもらう。
  妻の分については、案の上、「委任状ありますか?」と聞かれたので、あらかじめ用意して
 おいた委任状(英文)を提出する。
  大使館業務の代行とはいえ、極力日本語にしてもらいたいと思う。

 待っている間に他の人の様子を見ていると、インド人スタッフはホテルの住所が無いとか、
 電話番号が無いから受け付けないとか、顔写真の大きさが適当でないとか、さまざまな理由で拒否されて
 いるのを見ていて、ちょっと不安になってきた。
  ホテルの電話番号くらいちょっと調べれば分かるのにと思いながら・・・
 まったく融通の利かない国だと思ってしまう。
  困ったことに、1か所間違いや修正があると、パソコンですべて1から入力し印刷しなおす
 必要があるのだ。
  また、そもそも、事前にパソコン入力して来ない人もいる。

  一方で、旅行会社か代行屋かわからないが、たくさんのパスポートを持ってくるひとがいる。
 こうやって、代理申請しているのかと感じた。
  
  しばらく待っていると、名前を呼ばれる。日本人スタッフが、奥さんの方は問題ないですが
 ご主人さんの方は、「職業の記載が違っているので受け付けられません」と言われ、愕然とする。
 かなり調べて、自信を持ってきたのにがっかり。しょうがないから、後日郵送で送るしかないか。と
 頭をよぎる。
  先ほど「運良く」と書いたのは、日本人スタッフが気の毒に思ったのか、遠くから来ているのに
 また来るのは大変ね。4階で出来るから。と言ってくれた。
  言っている意味がわからなかったが、このマンションの4階に上がって見ると、エレベータを出た
 一部屋がレンタルパソコン部屋になっていて、安いPCが何台かおいてある。
  女性が一人いて、30分400円だと言う。仕方ないので、再度すべてを入力しなおした。
 もちろん職業欄を単純に「WORKER」に直すだけであるが、最初から入力する。
  プリンタはこの部屋に無いので、印刷が終わると女性が持って来てくれるので、800円を支払った。
 
  同様の人はたくさんいるらしく、自分が終わるころにはこのレンタルパソコンを待っている人が
 数人いた。 これは儲かる商売だと感心してしまう。

  また、1階には専用の撮影機械があって、良く言えば問題がある人をフォロー、悪く言えば
 足元をみて商売しているいる人がいるんだなと思う。
  もとはと言えば、このわかりにくいパソコンでオンライン申請ができないことが課題と思うが?

 再度、1階であえて、先ほどの女性スタッフに渡し、確認の上OKをもらう。
 ビザ(パスポート)は郵送(ゆうパック)で送ってくれるので、この代金を支払い、
 受領書をもらって、無事終了となる。
 
  
  ビザセンターへ来る人は途切れず、こんなにインドへ行く人がいるのかと思ってしまいます。

 
 ○自販機の奥に、写真撮影の機械があり、ビザの写真のサイズに特化している
  様です。また、横から建物に入り、エレベーターで4階へ上がると
  レンタルパソコンやがあり、繁盛しています。

 
 ○早く済んだので、久しぶりに「おばあちゃんの原宿」と言われる、巣鴨地蔵へ
   寄ってみました。
  ビザに掛った費用
  1、ビザ料金     1,200円
  2、手数料       756円
  3、サービスチャージ 200円
     小計      2,156円
  4、ゆうパック     710円
  5、交通費      3,000円+α
  6、PCレンタル料   800円
     合計      5,956円
 ※但し、証明写真代は含めない。
 今回は2名分の申請でしたので、これでも、自前の方が大幅に
 安くなりました。
  
 
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