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3日目 (2014年11月16日:日) 

 ☆本日は、インドのメインイベント、「タージマハル」を見て、ジャイプールへ移動です。

   本来のゴールデントライアングルツアーでは、デリー → ジャイプール →アグラ
 のコースなのですが、なぜか入れ替わって、デリー → アグラ → ジャイプールとなって
 しまいました。理由は不明です。
  最終日のデリーへの移動がきついのですが、反面、ジャイプールの豪華宮殿ホテル
 にゆったりと泊ることができました。

  本日の朝食もホテルのレストランでカフェテリア方式です。

このホテルも、少なくともこの時間に、日本人を含む東洋系の客に合うことはなく、
周りは、欧米人ばかり。まあ、ゆったりと食事ができます。


インド料理野のみならず、洋風の料理はありますが、ベーコンのような豚類は
あまり見かけない気がしました。また、ソーセージもチキンかなと思われる
もそもそした食感でした。


 カット野菜は遠慮しましたが、カットフルーツは普通に食べましたが、
 大丈夫でした。

 
 
 ガイドが迎えに来て、あわただしく準備をしたので、写真が撮れませんでした。
 奥に写っている車が我々の専用車(トヨタイノーバ?)です。ベース車は
 日本でいえば、ウイッシュ系といった感じです。マニュアル車でした。
 8:15出発です。


 間もなく、タージマハルに到着しました。まだ早いので、オートリキシャやラクダ車
 等も客はいません。まだゆったりしています。


我々は歩いて進みましたが、わざわざ有料交通手段を選ぶ必要性は?です。
歩いていると、写真のように「清潔、安全な飲料水」とあり、蛇口が多数あって
歯を磨いている人がいました。
 それでも疑ってかかる必要あり。これがインドです。

 入場券売り場前に来ました。客と言うよりガイドやアシスタント風の人たちが
 沢山いるようでした。もちろん旅行者も少なくありません。

 タージマハル入場チケットをガイドがくれました。
 外国人用750ルピー。インド人用20ルピーで、37.5倍です。
 差と言えば、下の水と足カバーをくれるだけ。
 入場料の格差は皆納得できているのでしょうか?
 もっとも、ここまで来る交通費や価値を考えると・・・・・


手荷物検査で、チェックをされるので、ほとんどのものは置いてくるのに
水を裸で渡されてもじゃまんですけど!!!
 カメラ以外の電子機器はだめだと言われていましたが、特に問題ないようでした。


 観光客の多くの方は、サリーを買ったり、レンタルしたりしてやってきます。
 多くの方がいました。
 ただ、観光客とのことは、一目でわかります。
 日本人もサリーが大変似合う方もいらっしゃいます。
 

 白髪の女性は、外国人ですが日本後ペラペラで、サリーを着て観光して
 いましたが、不思議な感じでした。


 門の中をくぐります。たくさんの人が向かいます。


うっすら、タージマハルが見えてきました。

大きくなってきましたが、少しもやっています。

 門をくぐると正面にタージマハルが見えます。
 あまりに有名で、何の解説も不要です。

 人気が少ないところを狙って、写真撮影ですが、残念ながらシメントリーには
 なりませんでした。

 建物の入り口で、靴カバーを履きます。こんな感じです。

 建物から入場門に向って逆に1枚

インド人は20ルピーで靴カバーがないので、皆さんはだしで進みます。

白の大理石に、色のついた宝石等を埋め込んで模様をつくっているそうです。
しかし、重機械の無い時代に、このような巨大な建築物をつくる技術は
誰が考えたのでしょうか?
 平均所得が低い時代に、火星まで人工衛星を送り出す国、12億人いれば
知恵ものがいるんでしょうね。

この箱は、本来は外国人旅行者が靴カバーを外して捨てる箱なのですが
インド人の一部はここから拾ってゆき、自分の靴カバーにしているようでした。

 最後のタージマハルを振り返ってみました。4本のミナレットの配置や
どこまでも左右対称の白亜の建物は人をひきつける魅力があります。
 マハラジャが無くなった奥さんのためだけに建設したお墓なので、
中は見るべきものはほとんどありません。

 色とりどりの派手なサリーを着ている人たちもいました。

返るころには人がかなりたくさん増えてきました。
皆さんのHPや案内本では、インド人に「一緒に撮ってくれ」と言われたり
するとの記述が多くありましたが、我々の今回の場合には残念ながらありません
でした。

 この回廊を進みとトイレがあり、一応水洗です。一応。
 下の看板のとおり、「外国人は無料。インド人は2ルピー」と書いてあるにも
 関わらず、外国人からもチップを取ります。渡さないで入ろうとすると
 止められます。みな10ルピーを支払います。

 これって変じゃない?????
 750ルピーも払っているのに。
 こんなところが、インド式なのかも知れません。


帰りは大変です。怪しい土産物売りがついて回ります。
帰りは、写真に写っている電気自動車で返ってきました。
ガイドの知り合いで、カラだったので無料で乗せてくれました。
これでインドのメイン、タージマハル観光も終了です。
来て良かった。

★アグラ城
 3代皇帝、アクバルにより建設されたアグラ城です。

 入り口に向かいます。

インド人も一杯。

 無断ですが、日本の若い女性がガイドと観光にきていたようで、
 よく似合っていたので、撮らせていただきました。

 世界遺産のモニュメントです。

 案内図がありますが、管理が悪くて読み取れません。
 このアグラ城もかなり広いのですが、すべてを公開しているわけでは
 なく、半分くらいは軍の施設になっていると言っていました。


 建物はきれいです。やっぱり対称。芝もきれいに管理されています。

 水を受ける施設だと思いました。

はるか遠くに、「タージマハル」が見えますが、かすんでいました。
この時期は寒気のため雨がほとんどなく、埃や灰等が飛んでいるためで
しょうか?

 中の庭園です。

白い大理石の柱に
宝石が埋め込まれており、
模様をかたどっています。
但し、観光客がじかに手に触れる
ことができるためか、傷であったり
宝石を取ったり、取ろうとしたり
世界遺産を傷つける人が
少なからずいるような気がしました。
大切な世界遺産ですので
しっかり管理・保存していただきたい
ものです。
















特に理由はありませんが、パットカーが有ったので撮ってみました。

★これから早いランチです。

 店の名前もよくわかりません。 まだ11時前位かな?お昼には早いぞ!!
 タージマハルの入場時間に合わせて出発のため、時間が早くなってしまいました。
 一般的には、最終日にあたるので、早めの食事の後、空港に向かいことに
 なりますが、これからジャープールへ向かいます。

 時間が早いので誰もいません。当然!!

 とりあえず、ラッシーを戴きます。



昼食はインド料理か中華料理
を選択できるのですが、中華は
どこでも食べられると思いながらも
インド式中華を選択してみました。

詳細は別途記載します。

約1時間位の昼食のあと、
テラス席では欧米系の観光客が
ショーのようなものを見ながら
食事をしていました。














★ジャイプールへ移動
 アグラからジャイプールまでの移動は5時間位。
 途中で、「ファティプール・シクリ」へ寄ります。



道中、羊飼いの子供に出くわしました。
像やラクダが荷物を運んでいたりする光景は日常の世界です。
人間と動物が共存している世界です。


これは、建築中の建物を撮りました。柱の数の少なさと細さ、またコンクリート
構造物としての鉄筋の少なさが気になりました。
インドはほとんど地震がないので問題なしか?

屋台の様な店が続きます。スーパーマーケットなんてないから
個人商店が基本なんですよね。

★ファティプール・シクリ
 1571年にムガール帝国第三代皇帝、アクバルが遷都先として選び、
 建設されたとのこと。
  イスラムとヒンドゥー教が融合した建築様式とされています。

 チケット売り場です。
ここは高台なので、ここに来るには、ふもとでバスに乗り替えて5分もかからない
位で到着です。いわばパークアンドライドとなっています。

 世界遺産のプレートです。

 広い敷地、広い庭、広々しています。

ディワニ・カースと言われる、幻想的な風の塔。彫刻が見事です。

皇帝がゆっくりくつろぐ、クワーブ・ガーと言われる場所

ジョダバイ宮殿と言われる、アクバル帝と夫人が住んだ建物
高台の宮殿ゆえに、水不足と猛暑により14年で放棄されてしまった
ことことです。
 世界遺産ではありますが、がらんどうの建物はさほど見るべきものは
無いと感じました。
 再び、ジャイプールに向かいます。

 道中、バナナや果物を売っていました。直射日光があたるこのような場所で
 沢山売れるのかな?と心配しつつ、生活が見えてきました。

 途中でトイレ休憩。壁にあるのは商品で、右側には土産物屋が
奥にはレストラン(軽食?)があります。この先を左に出るとトイレです。
 いつも困ってしまうのがチップです。
このトイレは比較的きれいですが、子供とは言えませんが若い人がいて、
チップが必要かな?とは思っていました。
 出る前には、蛇口を回してくれ、(確か温かいお湯がでるようなきがしましたが、)
手拭用の紙を渡してくれます。
 そんなのいらないのに。セルフでいいのにと思いつつ、チップを渡そうとしましたが
あいにく、100ルピーしかない。一般的には10ルピーとの意識があり、また多くを渡す
つもりもなかったので、お釣りをくれと言ったつもりです。
 彼はチップをもらうつもりはなかったのか、手持ちのお金も50~60ルピーしかないようで
女子トイレ担当から借りてきたのか、10ルピーを9枚もらいました。
 仕事としてやっているのか、チップが主たる収入なのか図りかねるところでした。
もしかしたら、チップ無しでも良いのかなと思いました。
 但し、結果として10ルピーを両替してもらった形になるので、その後のトイレ等での
チップの支払いに重宝しました。
 チップは面倒です。特にインドではサービスの代償ではなく、税金のようなものまたは
サービスの有無にかかわらず要求されるもの、物乞い等の区別が難しいと感じました。

料金所を多数通ります。よくわかりませんが高速道路の料金所では無く
州を超える場合、特にタクシー等では税金がかかるようです。
 少なくとも、税を支払う場所だと言っていた個所が1か所はありました。

★ジャイプールであこがれの宮殿ホテルと言われる、
 「ザ・ジャイ・マハル・パレス・ホテル」に到着です。
 お決まりのように、自動車の爆発物チェック、玄関入り口での
 金属物検査を過ぎて、ホテルへ入ります。
  
 歓迎の記し、おでこに何とかをやってもらい、ハワイのように花のレイを
 首にかけてもらい、チェックインまで、ウエルカムドリンクを戴いて、一服。

名前はわかりませんが、やや甘い飲み物です。

 ロビーも調度品も気持ち豪華な気がしてきました。

 ホテルのスタッフに案内されて部屋まで向かいます。
迷路のような作りで、うっかりしていると間違えそうです。


 サラセン調の作りで、通路の形が独特です。


水に浮いたバラの花びらが、ろうそくの炎で幻想的です


廊下は白だったか、少し黄色がかっていたのか?
照明は白熱色なので黄色にみえるのかもしれません。


 部屋は広めで、ブルーを基調とした色合いになっています。他には
ピンク系を基調とした部屋もあるようですが・・・
 豪華で全然もんだいありません。
ホテルは幹線道路に近いのですが、ホテルが広いことと部屋の配置が良いのか
インド特有の車のホーンの音は全く聞こえてきません。
 ホテルにいると、インドにいることを忘れてしまうくらいです。

 白と、ブルーが基調。ゆったりできます。

 なぜか、バスルームに小窓がついています。どうして?

 テーブルにはバラが一輪。


 ハンドタオルの上にも花が。

 アメニティはタージグループのネーム入りですが、子瓶のボディソープや
シャンプーは「アーユルヴェーダ」のブランドです。

★本日の夕食はホテルのレストラン(テラス席、バイキング方式)です。

 テラス席中央前面には、音楽や踊りをやっています。
 向かって右側には写真ように、料理が並んでいます。
 暗くてよく分かりませんが、最前列の茶色いのは、チョコレートの滝です。
 反対側は、コックがタンドリーチキンなどを焼いて持って来てくれます。


 いつもはビールなのですが、この日は
 寒い日で、長袖でも肌寒い感じがしました。
  よって、またまたラッシーを注文しました。
 インドのラッシーはおいしいです。
 ただ、ここでは種類が1種類しかありません
 でした。





















 焼きたてのタンドリーチキンを持ってきてくれます。

 一般的なインド料理、もちろんカレー有り。どれもおいしく戴きました。

 コーヒー、紅茶をチョイスできるので、コーヒーを注文。

本日はこれまで。寒いので部屋に戻って、風呂に浸かってゆっくりします。
早くも、明日は帰国です。



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