今までのいけばな展に出展した作品ばかりを抽出してみました。
作品を創作するときは、一つ一つにストーリーを考えて題名を付けます。ストーリーが頭の中で、次々と浮かんで来るときは満足感が達成できるのですが、そうでなく重たい時もあります。
私に初めて華道を教えて下さった「映心流」家元二世の山田一秀先生の教えで、「作品は高価な器で高価な枝や花を生けることは、誰にでも出来ることであって、見る人の足を止めるような印象深い作品を造りなさい」と教えて頂きました。この創作いけばなは、楽しいです。これまで私が「華道」を続けて居られたのは、作品を苦労して作り上げた時の達成感からかも。
こんな華道もあるんだという思いで、私の作品をご覧いただければ幸いです。


写真をクリックすると拡大ページに移動します。題名や花材、作成した時の気持ちなど少し
書いてありますので見て下さいね






























「メロディー」 2001.4

ワイヤーとスケルトンリーフで作った
蝶が春の花々の中で奏でる


花材:ヒバ、アルストロメリア、ユリ、スターチス

「天使が降りた日」 1998.9

コロボックルの住む村に、
ある日突然、天使が降りたのです。
村中大騒ぎとなりました。


花材:パンパスグラス、小菊、クッカバラ

の基に、
古典花、アレンジメント、造形など、個性を活かし自由に
創作した作品づくりを研究しています。


 また、私たちは作品に必ず「テーマ」を付ける
ことにしていますが、なかなか
テーマどおりのイメージを持った作品に
仕上げることは難しいですね。
 これからも華展で足を止めてもらえるよう、
個性ある作品を造ることを念頭に
頑張っていきたいと思います。

 本日はありがとうございました。

s         華道「映心宗流」
田村一匡の世界
 −創作いけばな編−    
「森へ行こう」 2001.5

森にはたくさんの木や果実、お花が咲いて、
鳥たちも楽しそうに囀っている。

花材:ヒバ、パイナップル、ガーベラ、キュウイヅル
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