第9日目  3月22日(sat) バルセロナ→アムステルダム

天才ピカソ
 本日、午後4時15分発のイベリア航空で、アムステルダムまで行き、20時15分発日本航空で、成田へ戻ります。
 夕方までの時間を惜しんで、もう1カ所、ピカソ美術館を見学に行きました。
天才ピカソの8歳の時の落書きのようなデッサンと晩年の熟した「これがピカソだ!」という作品の比較がおもしろいですね。と・・・解ったような顔で、作品をじっと眺めて見たけれど、素人の私には、晩年のピカソを理解することは難しすぎる。私は以前、中期の絵をたまたま見たことがあったのですが、それは、本当に写真のように美しく素敵だったことを覚えています。写真のような写実なら画家であれば当たり前、でもそこからピカソは、他の誰にもまねの出来ない表現力を身に付けたのでしょうね。私たち素人には中期の作品を見なければピカソの才能を理解することは難しいです。
10日目 3月23日(sun)  アムステルダム→成田

機内はゆったり

 天才たちが住む”スペイン”・・・・時を超えて素敵な芸術家たちはこの地で、どんな創造力と技術力で、次々と作品を生み出してきたのか・・・・情熱的で独創性豊かなスペインをちょっとだけ感じ、わたしたちは仕方なく帰路につくこととなりました。
 イラク戦争の為、日本航空JL412便は空いていました。「帰るんだ」と思うと疲れがどっと出てきて、後部座席4つを使ってゆったりと横になり、そのまま気がつくと成田到着1時間前でした。
 飛行機は空いていてゆったり出来たし、首締め強盗にも遭わず、イラク戦争も始まってしまったけれど、何の影響もなく、天気は毎日晴天で、最後にバルセロナの空港で私のスーツケースがセキュリティーチェックで引っかかって、バタバタした騒ぎがありましたが、兎も角、無事に帰国できました。これも皆、ご一緒させていただいたツアーの皆様とツアーコンダクターの寺本さんのお陰だと感謝しています。皆さんありがとうございました。
 家族や、先輩、友人にも、こんな時期に海外旅行に行くなんて信じられないと思われながら、心配をお掛けしましたが、私は日本が、北朝鮮からノドン攻撃を受けて原爆でも落とされたら、帰る国が無くなってしまうと心配でした。
 やっぱり、日本はいいですね。海外旅行は楽しいけど、行くともっと日本の良さが解るような気がしますね。
 既に、日本の良さを再認識するためにも、溜まったストレスを拭うためにも、自身の向上心を高めるためにも、次回の海外旅行を計画しています。
美術館は撮影禁止。
写真はほとんど撮れませんでした。