フランス ノルマンディ 地方の旅
6日目 市内を歩き回る(2011/08/29)
★ フランスは何回目ですかと聞かれるが、パリに限れば自分でもわからない。
今回のテーマは、「エッフェル塔に登ろう。」「新装、オランジュリーへ行くぞ」である。
パリへ来ると、オルセー美術館へいくことにしているが、本日は残念ながら休館日でした。
★6日目 今日の行動 パリ市内を極力移動 → パリ(宿泊)
今日は長い一日になりそうです。
●エッフェル塔パートT
まず、エッフェル塔へ登ろうと思い、地下鉄で向かう。
塔の4か所には、既に長い列ができている。チケット売り場も空いていない。
予定がわからないため、ネットでの予約もしていないし、団体が並んでいるようである。
一瞬考えたが、ここはあきらめて、凱旋門へ向かいことにした。
すでに長い列が4か所以上できていて、どの列が何の列なのか皆目不明であった。
せっかくきたので、エッフェル塔を見上げて1枚。
●凱旋門
エッフェル塔をあきらめ、凱旋門へやってきた。
凱旋門へ登るのは3回目になる。(前回まではフィルムカメラの時代です)
すでに1グループが待っており、オープンと同時に入館したが、階段の途中で休憩していたので、
自分が追い越して、本日の凱旋門登頂、1番乗りとなる。
エッフェル塔をあきらめ凱旋門へ 1番乗りなので誰もいない。
久しぶりに、上ったが、 ずいぶんきれいなっていると感じました。
凱旋門は、地下鉄の「シャルル・ドゴール・エトワール」という駅で降りますが、エトワールとは星の意味が
あるそうで、道路が広場を中心に放射状に広がっていることからこの名前がついたと聞いたことがあります。
シャルル・ド・ゴール広場、凱旋門へは、この駅(シャルル・ド・ゴール・エトワール)から地下道を通ります。
有名なシャンゼリゼ通りです。冬は電飾で輝いています。 エッフェル塔登頂、リベンジずるぞ。
パリの街づくりは、かの有名な「ナポレオン」が計画させたとのことです。
インフラの整備が大切なことを感じます。
●オランジュリー美術館
オランジュリーも2回目かな?前回、前々回は改装中で入ることができませんでした。
オランジュリーはどこの国にもありますが、名前のとおり、オレンジの温室が語源です。
小さな美術館ですが、私はルーブルより好きです。
特に、モネの水連は有名ですが、ルノアール等、印象派の優しい絵画が多いです。
ヨーロッパの多くの美術館は太っ腹で、フラッシュを焚かなければ写真撮影OKです。
日本のせこい美術館では、すぐに職員が飛んできますが・・・・
(某 金沢の有名な美術館で脅かさせられました)
※写真をたくさん載せたいところですが、代表作だけ掲載しました。好みで!!
オランジュリー入り口。コンコルド駅から少し歩きます。 ルノアールの絵はわかりやすいです。
ルノアールの「ピアノを弾く少女」 セザンヌの「マダムセザンヌ」
モネの「水連」 季節や時間軸を変えて、描いた絵画で、超大作です。必見です。
大きくで写真では撮ることができません。
モネの睡蓮は、大作ですべての絵の長さは70mほどあると聞いたことがあります。
絶対必見です。
●セーヌ川
オルセーが休館日であることは承知していましたが、「でも入り口まで行きたい。」気持ちにかられて
行ってみることにしました。
といっても、オランジュリーから、セーヌ川を渡るとすぐの場所です。
この橋は以前も渡ったのですが、橋の名前がわかりません。グーグルでは、「ソルフィリーノ広場」と
ありますが。???
橋には南京錠がたくさん着けられています。以前(9年前)に渡ったときには、こんな光景はありませんでした。
日本にもある、「恋人たちの何とか」だと思います。
チュルリー公園とオルセー方面を結ぶ橋です。 帰りはチュルリー公園を通って戻りました。
次は、ルーブル美術館へ向かいます。
●ルーブル美術館
ルーブル美術館も3回目かな?モナリザは有名だけど、1日で回れない程展示品があると
言われますが、個人的にははあまり魅力はありません。でも、空いているだろうと思われる
お昼の時間を狙ってやってきました。
ルーブルの定番、ピラミッドです。 中は相変わらず混雑しています。
どこへ行っても、日本人以外の東洋人が目立ちます。(団体)
モナリザを見る人だかり 1階フロアーから地下階を望む。ピラミッドの下です。
モナリザを見るのも3回目、1回目(20数年前)は絵画に保護ガラスもなく、直接見ることができました。
お昼はルーブルで、サンドイッチパンを買おうと思いましたが、混雑しているし、店員も売る気がないので
あきらめて次へ向かうことにしました。 次は、シテ島へ向かいます。
●セント・シャペル教会
あまり有名ではありませんが、ここのステンドグラスはきれいです。
ここは前回行ったことがあり、もう一度行ってみたいと思っていたところです。
地下鉄の「シテ駅」はアールヌーボー調のおしゃれな看板があります。
地下鉄 シテの出入り口 ノートルダム寺院の行列
セント・シャペルへ行ってみましたが、ちょうど昼休みで閉まっていて、少し行列ができていたので
欲張ってさきに、ノートルダム寺院へ行ってみました。ノートルダムは、複数回きているので、さっと
見て、写真を撮って、戻りました。ロールダムの横には長蛇の列。多分、上へ登る人たちの列と推測
するも、目的のセント・シャペル教会へ戻りました。これが失敗でした。
すでに列は長くなっていました。しかも休み時間を過ぎても一向に進む気配がありません。
あとでわかったことですが、入場に際し、手荷物検査を行っており、金属探知機と目視検査があります。
またこれが遅いこと。かなり待ってやっと入ることができました。
●モンマルトル
地下鉄を降りて、高い方向に向かっていけば、サクレクール寺院へつきます。
但し、帰りは方向がわからなくなるので、景色と感で帰ることができました。
小高い丘のモンマルトルに築かれたサクレクール寺院は有名です。
昔は一般的な観光コースに組まれていましたが、最近はあまり見かけませんので
自分で行く必要があります。モンマルトルと3回目ですが、以前より観光地化したような
気がしました。
あじのある、アールヌーボー調の駅です。 モンマルトルへは、ゴンドラでも行けます。
モンマルトルから見るパリはちょっと違います。 サクレクール寺院は久しぶり。なぜか、内部写真不可です。
土産物やばかりで、品のある、温泉街といった感じ
昔の印象としては、もっとさっぱりしていて、土産物が
ゴタゴタ無かったような気がいます。
もっと優しい、雰囲気のある街町であったような気が
しました。もっとも、20年以上前ですが・・・・
●ギャラリー・ラ・ファイエット
モンマルトルからホテルの帰りに、オペラで降りて、モノプリを探し、土産物をゲットした。
久しぶりにオペラ座界隈へ来たので、百貨店 ギャラリー・ラ・ファイエットへ寄ってみる。
日本でいえば銀座のようなところ。ブランドものが多く縁がたいため、写真撮影をして早々に
ホテルまで歩きました。
ギャラリー・ラ・ファイエットの内部です。 ラファイエットの天井もきれいです。
ホテルで、軽く食事をして、空いたころを見計らって、再度エッフェル塔へいきます。
●エッフェル塔 リベンジ
エッフェル塔へ登るのは2回目で、もう20数年前になります。
但し、シャイヨ宮からエッフェル塔を見るのは数えきれません。
19:00を過ぎたころ、再度エッフェル塔へいってみる。今度はチケット売り場が空いていたので、
30分ほど並んで、言われるままチケットを買い、第一展望台へ。
北側のピアのチケット売り場が開いていたので、行列にならんでみました。 やはり高いところは景色が良い。
第一展望台からの風景 シャイヨ宮から見たエッフェル塔
シャイヨ宮が見えます。いつもは反対から見ています。
もう一段高いところから撮影。 はるか向こうにコンコルド・ラ・ファイエットが見えます。
エッフェル塔からの景色は迫力があって (黒く見えるのが、以前泊ったホテルです。)
ちょっと違うぞ。
← ライトアップしたエッフェル塔です。
今日は長い一日でした。
お昼も食べないで、一日中、地下鉄と徒歩で移動して
ハードな一日でした。
オペラ座付近のモノプリで土産の不足分を調達。
でも、充実した一日でした。 これで、パリも終りです。