1日目

 ●羽田から台北(松山へ向け出発)

 羽田空港の利用は、開業間も無い、2011年8月に、利用してから2回目です。
 成田に比べると、時間とコストのの面ではるかに便利です。
 空港もコンパクトで利用しやすいのですが、反面、免税店等が若干貧弱で特にANA中心に
 整備されている感があります。

 
江戸を意識した神社のような感じです。


 江戸小路もまだ閉まっている店も多く、閑散としていました。

 「羽田スカイイルミネーション」として、電飾を行っています。
 和の雰囲気なのか、竹にLEDを灯した感じでちょっと不釣り合いのような
 気がしましたが、私だけでしょうか?

 でも良いと思います。

 5階の展望階へ行って写真撮影ですが、寒いので早々に戻ってきました。

 台北には日本の「成田と羽田」のように、市街地から離れた「桃園空港」と
都心に近い「松山空港」がありますが、羽田便はこの「松山空港」へ到着します。


 
 自慢ではないですが、近距離なので久々のエコノミークラス。
 その狭さを享受しました。
 概ね満席でしょうか?
  残念ながら、厚い雲に覆われ、地上がみえません。
 せっかく富士山が見えるように右側席をとったのに・・・・


我が家から富士山が見えるのですが、昨日も見えていたので、上空からと 思って
いましたが、だんだん見えてきました。ラッキー!!!!


 だんだん山頂が見えてきました。
 「頭を雲の上に出し♪♪」 のとおりです。


見事に雪をかぶった富士山が見えてきました。
台湾便が自分の家の近く上空を飛んでいることを初めて知りました。


 お待ちかねの機内食。
  
 おいしいが、個人的には「ちょっとものたりない」感じがします。

 たかだか、3時間45分のフライトなので、チョイスもできないし、ちょっとさみしいかな?
 映画は8月、12月は充実しています。
 今回は、時間が短いので行きはジョニーディップの「ローンレンジャー」をぎりぎりみることが
 できました。

●松山空港到着
 松山空港は都心に近いと書きましたが、到着時は本当に民家の上をかすめていく感じです。
 沖縄もこんな感じなのでしょうか????
日本で天気予報をチェックしていましたが、毎日雨の天気。天気予報でも「にわか雨」となっていました。
 到着すると、やはり雨。がっかりです。

 空港に到着すると、「劉さん」という女性のガイドさんが待っていて、私たち二人の専任ガイドと
 なってしまいました。
 皆さんの旅行紀を読むと、安いツアーではバスが一杯になるほど多くのグループを混在させて
 時間がかかるような記述がありましたが、料金高めのためか、そんなことは無く拍子抜けしました。
 まず、予定通り「永康街」へ行きます。

●永康街
 
 ガイドの劉さんの説明では、「日本でいえば「原宿」みたいなところ」と言っていました。
 
 特に何の感動もありません。多くの店が雑多に混在した通りです。
  
 食べ物やがあったり、雑貨店があったりさまざま。
 
 多くの人がいますが、地元の人なのか観光客なのかはわかりません。
 
  右側はかの有名な「ティン・タイ・フォン本店」で、12時を過ぎた時間なので、
 人だかりができています。明日の昼はここで小籠包を食べます。

 かの有名な、「タピオカミルクティ」をいただきました。

●引く続き「占い横町」へ
 
 「占い横町」は自分のイメージとして、雑居ビルの中にあるのかと思ったら、
 地下道の通りにたくさんの店があります。突き当たりは階段です。
 ここは早々にパスしました。

●行天宮
 


 たくさんの人が並んでいます。旧正月用のお札の様なものを皆さんもらっていました。

 椅子に座った水色の服を着た人は位が高い人だとのこと。

皆熱心にお参りしています。

 テーブルの上に、お供物を具えてゆきます。

 「教えを書いたもの。」たとえば、「浄口」とは悪口は言わない。とのことでした。


 お参りの正しい作法を示しています。

●淡水へ
 相変わらず、小雨が降り続きます。
 天気が上がることを祈っていましたが。
 残念ながら雨がやむことはありません。その上寒い。
 
 日本の観光地にあるような、場にふさわしくないオブジェ。
 
 
 「情人橋」ですか??? なにか良く分からないまま観光が続きます。
 日本の観光客の皆さんが雨のなか観光にいらしてました。
 
 横から見るとこんな感じです。橋自体はきれいなデザインです。
 どうして、「情人橋」なんでしょうか?
 雨だし、風はあるし、寒いし、ゆっくり散策する状況で無いので、
 「淡水老街」の散策です。
 
 土産物屋と売店、飲食店、雑貨など混在したなんでもありの商店街です。
 浅草寺・仲見世商店街に、出店が出た感じです。
 
  
 この店で、淡水名物「魚のすり身団子(汁)」を食します。
 小さくて、それほどきれいな店ではありません。
 
 青いテーブルに白い器が奇妙ですが、まあおいしいです。
 すり身といっても、かまぼこに近い団子で、スープはコショウが効いたコンソメスープ
 と言った感じです。寒いので温まります。
 
 「魚人碼頭(ぎょにんまとう)は波止場でしょうか?英語ではフィッシャーマンズワーフ?
 洒落たホテルなどが出来ていて、漁村と言うより観光地です。
 
 プロムナードの左側は、埋め立てて拡幅したとのこと。
 天気のよい、休日は人でいっぱいだと言っていました。
 今日は雨。人影もほとんどありません。
 
 MRT淡水線の終点、淡水駅です。休みには大道芸人が出て、にぎやかだと言っていました。
 本来はこの付近をゆっくり散策する予定でしたが、この天気ではしかたないので、
 お茶(ウーロン茶)を買う覚悟でお茶屋さんへ入ります。

 
 今の店主は3代目、左写真の下です。
 客が来るたびに、お茶の入れ方を教えてくれて、試飲ができます。
 黒烏龍、赤烏龍、赤烏龍、阿理山高山茶の4種類のお茶があり
 「発酵の具合」で替っているようです。もっとも発酵が進んでいないお茶は
 日本の緑茶に近く、発酵が進んだお茶は紅茶に様な風合いです。
  中国3000年の歴史。日本と同様にお茶文化は深いと感じます。
 台湾の中央山地に品質の良いお茶の産地があり、「阿理山(ありさん)」 
 で良いお茶が取れるそうです。
 ※初め「ありさん」がわからなくて蟻と勘違いしていました。
○今回お買い上げ
 
 黒ウーロン茶200g2個+阿理山高山茶200g1個をお買い上げ。
 1個 1500元が3個で3000元となります。日本円換算すると全部で1万円程度。
 安いのか高いのかわかりませんが、自宅用として購入しました。
 
 ピンクが「阿理山高山茶」でですがまだ開封していません。
 
おまけに、ペットボトル水出し用のフィルターをいくつかいただきました。特許だと言っていましたが
ホントウ? ただ日本で見かけたことはありません。

結果的に、ここに1時間弱程度いて、観光になりませんでした。

● 夕食は北京ダック  『天厨菜館』です。
 淡水から30分くらいかけて台北市街へ戻ります。
 
 エレベータに乗って、3階で下りるとレストラン「天厨菜館」だあります。
 北京ダックが有名で、多くの日本旅行者らしき人がいました。
  
 まずは定番地元ビールとのことで、「台湾ビール」でのど湿し。
 揚げ豆腐がきました。
 
 続いて「空芯菜」ですが、これはおいしい。
  
 先に、焼きあがった北京ダックの全体を持ってきて、確認です。
 おいていくのかと思ったら、すぐに下げられて、ダックの皮と包むための
 餃子の皮の様なものが来ます。
 食べ方を実演してくれます。
 このあと写真はありませんが、ダックの肉の部分が来て同様に食べます。
  最後に、骨から出汁をとった、はるさめスープがきます。
 ただ、スープは、パクチーの独特のにおいと味でほとんど残ってしまいました。
  量の問題は良く分かりませんが、我々2人では半分も食べられず、もったいない
 状況です。他のテーブルでは人数が多くとも1羽分にようでした。
  個人的な意見ですが、昔なぜか、サンフランシスコで北京ダックを食べたことが
 ありますが、あまりおいしいとは思いません。
  ただ、現地では高級料理なのでしょうか?

●タイペイ101へ
 そんな遅い時間ではないが、天気も悪いし、ホテルでゆっくりしたいところであるが、 
 そうは行かない。 ランドマークの台北101へ登りますが、景色はいかがでしょうか?

 
 チケット売り場は空いているというよりガラガラ。
 
 中も比較的空いています。
 
 タイペイ101の「エレベータ」は、世界最速のエレベータとのことで、
 展望台の88階まで37秒で到着と言っていました。

マスコットのダンバー君がお出迎え。写真スポットです。
 メリークリスマス+ハッピーニューイヤーです。

 建物の振動を吸収するダンバー装置。太いワイヤーでつるされています。
 マスコット、ダンバー君の語源です。
 
 24日なのでクリスマスツリーが飾られていました。
 展望台へ登って外を見るべく窓際に行くが、白いカーテンが張ってあり見えない。
 いや、カーテンでは無く、外の霧で白くなっているのに気がつきました。
 予想はしていたものの、残念・無念です。
 なかは空いていて、スイスイ・


 台北101のエントランスの飾りですが、商業ベースだけクリスマスで、一般的には
 クリスマスの雰囲気は感じあられません。文化の違いなんでしょうね。
 もっとも、台湾では雪のクリスマスではないので、トナカイさんもくることが
 できないのでしょうか?ロマンチックさもないし。

 下から、101を見上げてみました。若干小雨が降っています。

● ロイヤルホテル台北
 今日の宿、ロイヤルホテルタイペイへ向かいます。
 もう台湾には来ないだろうとの思いからちょっと豪華に、日航系のホテル
 ロイヤルホテルタイペイ、プレミアルームをチョイスしました。
 
ホテルはクリスマス気分一杯。きれいです。
 
 ポインセチアとアヒルのコントラストが不明です。
 
 まあまあの広さです。
 
 清潔感があります。
 早くも1日目終了、長い1日でした。

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