１９９４年９月





初めに
　この旅行記については、まだデジタルカメラが存在しない時代であったため、フィルム・写真・パンフ
等をデジタル化して作成しました。従って、見にくい部分や、転用部がありますのでご理解願います。

　今回はカナダへ初めて行くことになる。
　最初は、ヨーロッパ（ロン・パリコース）へ行き、次はアメリカへ行ったので、次に興味のあった
　カナダへ行ってみることとした。
　良いとこ取りで、主要な都市や観光地で、バンクーバー、バンフ、ナイアガラへ行く。
　　特にナイアガラは第一の目的の場所となる。
　アメリカ人が観光に行きたい場所のベストスリーは、「ハワイ」、「デイズニーランド」、「ナイアガラ」
　だそうで、前者の2か所は前回制覇した（正確にはディズニーはアナハイムであり、オーランドへ入っていない。）
　ことから、残りの「ナイアガラ瀑布」へいきたかったからであります。

●　出　発

　9月16日、日本はまだ暑い最中ですが、成田空港　17：45分発、カナディアン航空CP004便
　で出発する。所要時間８時間30分の旅である。
　　
　　飛行機の様子や機内食について皆目記憶はほとんどありませんので割愛せせて
　いただきます。。



　カナダはアメリカ同様広い国で、東西で時差が４時間ほどあります。
　カナダと言えば、メープル（カエデ）です。
　　　　



　●　飛行機は１０時１０分着なので、そのまま市内の観光となる。
　　まずはクイーンエリザベス公園へ行く。
　　広い公園で、現地の方が結婚式をやっていました。



上の写真は見にくいですが、結婚式の様子です。
海鮮を使った中華料理の昼食を食べて、市内へゆきます。有名なギャスタウンにある
蒸気時計が有名です。
カナダは、新しい街なので町並みはきれいです。下の地図をみてもわかるように
街は格子状に作られており、整然としています。
　但し、歴史がないので、ヨーロッパの面白さはありません。

　　
　　　バンクーバーの町並みと、「蒸気時計」です。
　

　
　地図のとおり、道路は格子状に作られ、わかりやすいです。
　
　　都会であるバンクーバーは、夜景もきれいです。
　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　今日の宿は、ホテルバンクーバー
　街中で便利なロケーションだったと思います。
　まあ、悪い印象はありません。

　夕食は「亀井ロイヤル」という、和食レストランで
　寿司を食べました。
　「外国で寿司！！」と思っていましたが、思いのほか
　おいしかった記憶があります。
　　やはり、新鮮な魚介類がとれるから、材料（ネタ）が
　良いのでしょう。
　　好感度UPでした。





●ホテルバンクーバーで一晩泊り、翌日は、ビクトリアへ行きました。
　早朝でレストランもあいておらず、まずいボックスブレックファストでした。

　早朝に出発し、船に乗ってビクトリアへ！！
　すがすかしい空気の中、ちょっと肌寒いくらいです。

　　　　

　

　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ビクトリア島へはこの船で渡る
　●　ブッチャート・ガーデンへ行く
　　まず、ブッチャートガーデンといわれる、植物園のような庭園のようなところへ行きました。
　　たくさんの花があり、植物好き、自然好きの方には向いています。
　

　
　

　敷地内には、上記写真のような庭が作られており、散策路が整備されて
　います。
　かなり広いので、結構歩いたような気がしました。

　　　エンプレスホテルは有名なホテルです。

　
　





　　
　●バンフ
　カナダは広い。バンクーバーを午前9：00に出発し、11：18分に
　カルガリー空港へ到着。その後、バンフへ向かいます。
　バンクーバーは都会でしたが、一転バンフは自然の町。街ではなくなってしまいます。
　まず、サルファーマウンテンへ行きました。サルファーとは英語で「硫黄」のこと。
　多分、元素記号がSである語源と思っています。
　用は火山でしょうね。

　
　山、山に囲まれています。

　
　カルガリーの町並みです。飛行機から撮りました。


　サルファーマウンテンへは、ロープウエイが出ています。この建物がロープウエイの
　到着地で、ここから歩いて散策します。

　
　　
バンフといれば、ホテルスプリンスホテルです。
どこのパンフレットにも載っています。
　今回の宿は「リムロック」と言うリゾートホテル
ですが、きれいで良いホテルでした。
　ガイドさんにいわせると、スプリングスは古いので
施設の使い勝手が悪いようで、個人的に泊る場合には
リムロックを利用すると言っていました。ホテルからは
中心地までシャトルバスが出ています。

　　






　
　ホテルのレストランからも、動物（多分シカ）が遊び　ホテルの近くには、アッパーホットスプリングス　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　に来ているのが見受けられます。　　　　　　　　　　　（温泉）の表記がありました。

　

パンフの中心地はちょっとにぎやか。レストランやみやげ物屋があって
土産といえば大橋巨泉経営の「OKギフトショップ」で買い込みました。



　●レイクルイーズ
　かの有名なレイク。ルイーズ。実際にとってもきれいです。
　必見です。カナダの自然は最高です。
　　

　　　　　　

　●アサバスカ氷河　初体験
　　カナダの2番目の目的として、氷河があります。
　　氷河という言葉は聞いていましたが、これが氷河だと見て歩いたのは初めてでした。
　　　正確にいえば、モンブランへロープウエイで登ったときには、見ていると思いますが
　　雪と区別がつかない状況でした。
　　　お昼を、ロッジの様なレストランで中華のようなバイキングを食べてから
　雪上車でアサバスカ氷河へ向かいました。
　　雪上車といっても観光用のバスみたいなものですが、タイヤの直径が人と同じくらい
　の大きさがあります。
　　温暖化の影響で、だんだん氷河が後退しているとのことでした。
　　実際に現地は氷河が後退しているのがわかります。これを真近にみて
　地球のためにも温暖化防止の必要性を心から感じました。
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　上の様な雪上車で氷河へ向かいます。
　
　赤い建物が、事務所兼ロッジ兼レストランのようなところです。
　氷河の観光も、9月半ばが最終となるそうです。
　

　
　　まじかに氷河が見えます。ここが氷河の最終ポイントになっています。
　写真は載せませんでしたが、氷河の表面を川のように雪解け水が流れていて
　冷たい、本当のミネラルウオーターを飲むことができます。
　

　
　カナダは広いです。カルガリーを10：20分発、トロント到着が15：56分、ここからバスで
　ナイアガラフォールズのホテル、「スカイラインブロックホテル」へつきました。
　要は、一日移動日です。さすがにカナダは広大と感じます。
　

　ナイアガラフォールズにはいくつかホテルがありますが
　1番がヒルトンくらいでしょうか？
　　ここはあまり良い印象はありませんが、部屋から滝が見えます。
　






　ホテルが悪いというよりはお国柄かと思いました。
　ツインですが、２つ目のベッドは折りたたみ式で
　使いづらいです。
　　いろいろ、事情があり、２泊目は、スイートかどうか
　わかりませんが、広い良い部屋へ移動していただきました。




　
　手前がアメリカ滝、奥がカナダ滝となります。世界3大瀑布の一つであり、さすがに迫力があります。
　
　　この橋を渡るとアメリカになります。
　
　ホテルから夜間写真を撮ったら、ブレて、心霊写真になってしまいました。
　夜間は滝がライトアップされてとてもきれいです。
　　翌日は、滝壺へ船で向かいます。
　
　どこそこ、水しぶきで、迫力があります。
　

　　


　　４月から９月までの期間は船で
　　滝を見学できる
　　水しぶきが凄いので水色の
　　　カッパをくれる

　９月いっぱいくらいは、船で滝壺周辺へ行くことが
　できます。
　それ以降は、滝の裏側へ歩いて行くよいうです。

　昔は、ビニールのカッパを借りて（使いまわし）
　いたようですが、このころは、青い使い捨ての
　ビニールカッパを着て船に乗ります。
　イタリア人らしき団体がにぎやかでした。








　
船では皆カッパを着ます。カッパを着ても濡れます。　下から滝を望むことができます。

　
　まじかに行くとその迫力あり。体験・必見です。

　夜ライトアップされて滝はとってもきれいです。

●　昼は、「スカイロンタワー」という、展望台が回転するれレストランでサーモンのステーキ？の昼食を取り、
　　その後、ナイアガラオンザレイクへ行きました。
　　日本で言うと「軽井沢」のような感じのリゾート地でした。

●帰国
　楽しい時間はアッと言う間にすぎるもので、もう帰ります。
　昔は、パーソナルモニターもなかったし、いま思うとうそのようです。
　機会があれば、自然を体感しにカナダへ行きたいとは思っています。
　ヨーロッパと違った大自然はまた違った感動があると思います。
　皆さんもどうぞ。

　

　　　　おすすめ情報